(株)ミトリカ
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(株)ミトリカ

INTERVIEW
J・N(製造部細工係)
2005年入社

ミトリカで働くスタッフのインタビューです。ガラスに興味があった人、ものづくりが好きな人、手に職を付けたい人…。ミトリカとの出会いは様々です。一人 ひとりの仕事への向き合い方、現在携わっている仕事、今後の目標などをご紹介します。

広い視野で
チームを動かす仕事。

高校時代に求人広告を見て、「ガラス加工ってなんだろう?」と興味を持ったのがきっかけでした。ガラス加工と聞いてイメージしたのは、理科室にある試験管やガラスの板だったのですが、入社当初ミトリカでガラスで出来た複雑なパイプが置いてあったのを見て「これ、ガラスで出来てるの?」と驚いたのを覚えています。今携わっている仕事は、ガラスでできたパイプを熱して曲げたり、膨らませたり、ガラス同士を繋げる「火加工」です。私自身ガラス加工の職人なのですが、係長というチームをまとめる立場にもあるので、普段から全体を見渡すように気を付けています。任せている業務がうまく進められていないスタッフの相談に乗ったり、場合によっては別の業務を担当してもらったりすることもあります。誰にも向き不向きがありますから。私だってもちろんそうですが(笑)。

一人じゃできない。
チームで作るから面白い。

営業の方が受注した仕事は打合せを通して図面になり、業務管理が立てた生産計画と図面に基づいて、納期とにらめっこしながらガラス加工をしていきます。短納期の受注を、チームワークを発揮して納期内に納品できた時はみんなで盛大に喜びます(笑)。一人ではできない仕事だからこその醍醐味です。営業の方から「お客様が喜んでたよ!」と言わる瞬間は、作り手冥利に尽きますね。私がいる部署では、なるべく色々な種類の作業に携われる形を取っています。一つの作業に没頭し技術を高めることも大切ですが、様々な業務経験を積むことも必要だからです。一口に「適材適所」と言っても難しいもので、向いている業務なんて自分自身すらわかりません。新しい業務にトライすることで見えるものもあります。病気などで業務から抜けざるを得ない人が出てしまった場合も、周りがサポートできる。リスクヘッジにもなるんですよね。

「ものづくりが好き」。
その気持ちを大切にして欲しい。

小さい頃からプラモ作りが好きで、ものづくりの仕事がしたかった。ミトリカにはものづくりの大先輩がたくさんいます。社内に「マイスター制度」という技術認定の仕組みがあって、マイスターの称号を持つ方しかできない複雑な加工があるんですよね。特に黄綬褒章を受章されたTさんは、私の大きな目標です。Tさんがやられている加工の一部でも、出来るようになりたい。職人の世界は厳しいと言われますが、ミトリカの先輩方は分からないことは聞けば教えてくれます。もちろん自分の技術が追い付いていなければ、聞いたところで再現ができません。仲間とともに技術を高め、マイスターに近づけるように日々の仕事を積み上げたいと思います。ミトリカは大先輩方に支えられ、若手が増えてきました。今後ますます成長していく会社です。ぜひ、私のように「ものづくりが好き!」という方に入社してもらいたいですね。