(株)ミトリカ
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(株)ミトリカ

INTERVIEW
T・N(製造部)
2006年入社

ミトリカで働くスタッフのインタビューです。ガラスに興味があった人、ものづくりが好きな人、手に職を付けたい人…。ミトリカとの出会いは様々です。一人 ひとりの仕事への向き合い方、現在携わっている仕事、今後の目標などをご紹介します。

自分と向き合う時間が
自分自身を成長させる。

私自身、普段は漫画を読んだり本を読んだりするのが好きなインドア派で、手先は器用な方です。何かに没頭して黙々と作業するのが好きなのですが、そういう方には向いている仕事かもしれません。面倒見の良い先輩方ばかりなので、分からない部分は聞けばすぐ教えてくれるのですが、聞いたからと言ってすぐにできる仕事でもありません。自分と真摯に向き合ってひたすら作業する時間が、自分自身の技術を向上させてくれます。入社すると多くの社員がまず組み立ての仕事を体験し、組みあがる完成品の全体像を把握するところから始まります。ガラス加工のすべてが未知のものなので、毎日が驚きと発見の連続。一人ではできない仕事だからこそ、自分に任された業務を正確に丁寧に、かつスピーディーに行うことが求められます。作業が完了したら製品を見直し、もっと良いやり方がないのか試行錯誤していくんです。

質は量を生まないが、
量は質を生む。

現在は、グループリーダーとしてパートさんや後輩に仕事上の指示を出す「管理の立場」としての仕事と、ホロカーソードランプの排気に関する「職人の仕事」の二つをこなしています。仲間の手が創り上げてきた製品のバトンをもらい、不良品を出さないように細心の注意を払って排気の作業を行い、次の工程にバトンを渡していく。製品は、多くの職人たちの想いが繋がって完成に至るんだということを実感として感じながら仕事に取り組んでいます。真剣に取り組んでいても、時にはミスをしてしまうこともありますが、先輩方がフォローしてくれて。「まずは、悩むことよりも手を動かす。数をこなすことで、身体に覚えさせる。それが近道だよ」とアドバイスをいただいたことがありました。言われた当時はピンときませんでしたが、人にものを教える立場になった今、その先輩の言葉の意味が良く分かります。

変革は、惜しまず技術を
共有することで生まれる。

今私が求められているのは「先輩方の後を継ぐこと」。ミトリカの社員はみんな向上心があって、どんどん新しいことにチャレンジしたい!という方が多いんです。先輩方がどんどんチャレンジできる環境にするためには、先輩方の「今の仕事」を任せられる、頼もしい後輩たちが生まれないといけません。今はまだ先輩方の背中を追いかけている状況ですが、いずれは安心して仕事を任せてもらえるように、貪欲に技術を吸収して行きたいです。社内の雰囲気が良いのは、社員が「自分の仕事」ではなく「ミトリカの仕事」として、取り組んでいるからなんでしょうね。技術を独り占めするのではなく、皆で共有することで全員がレベルアップできる。その環境こそが、あらたなチャレンジを生み出していく。みんなそれが分かっているから、惜しげなく何でも教えあったり、話し合ったりできるんだと思うんです。