ミトリカのキセノンフラッシュランプモジュールには2Wタイプと5Wタイプのラインナップがあり、5Wタイプには出力位置によりサイドオンタイプとヘッドオンタイプ、出力方式により標準タイプとファイバタイプ、電極方向により水平タイプと垂直タイプのバリエーションがございます。2Wタイプは5Wタイプと光出力は同等ですが、サイズを半分にし、よりコンパクトに仕上がっています。これにより、お客様の要求仕様に合わせてご選択頂けます。
放射スペクトルは紫外域から赤外域まで広範囲にわたりますので、さまざまな用途で利用可能です。完全社内生産による純国産品で、高い安定性と出力性能を持つ長寿命のランプモジュールです。また、2Wタイプには、ミトリカ独自のスリープ機能も搭載されており、省エネ性能にも大変優れています。販売価格や詳細につきましては、メールフォームまたはお電話、ファックスにてお気軽にお問合せください。
型番 | 仕様 | 電極向き | 主放電コンデンサー容量(μF) | |
XFM050-000 | 標準タイプ | サイドオンタイプ | 垂直電極 | 0.047μF |
XFM050-001 | 0.11μF | |||
XFM050-002 | 0.22μF | |||
XFM050-003 | 0.28μF | |||
XFM050-010 | 水平電極 | 0.047μF | ||
XFM050-011 | 0.11μF | |||
XFM050-012 | 0.22μF | |||
XFM050-013 | 0.28μF | |||
XFM050-100 | ヘッドオンタイプ | 垂直電極 | 0.047μF | |
XFM050-101 | 0.11μF | |||
XFM050-102 | 0.22μF | |||
XFM050-103 | 0.28μF | |||
XFM050-110 | 水平電極 | 0.047μF | ||
XFM050-111 | 0.11μF | |||
XFM050-112 | 0.22μF | |||
XFM050-113 | 0.28μF | |||
XFM050-200 | ファイバアダプタタイプ | サイドオンタイプ | SMAコネクタ | 0.047μF |
XFM050-201 | 0.11μF | |||
XFM050-202 | 0.22μF | |||
XFM050-203 | 0.28μF | |||
XFM050-300 | ヘッドオンタイプ | SMAコネクタ | 0.047μF | |
XFM050-301 | 0.11μF | |||
XFM050-302 | 0.22μF | |||
XFM050-303 | 0.28μF |
項目 | XFM050シリーズ | ||||||||
出力 | アークサイズ | 1.5mm | |||||||
面板材質 | UV ガラス | ||||||||
光出力波長範囲 | 185~2000nm | ||||||||
光出力安定度 | Max. 2.0% 1) | ||||||||
保証放電回数 | 10億回 | ||||||||
最大平均ランプ入力 | 連続 5W 2) | ||||||||
放電コンデンサ容量 | 0.047/0.11/0.22/0.28μF 3) | ||||||||
主放電電圧可変範囲 | 400V~600V 4) | ||||||||
入力 | 入力DC電圧 | Min. 11V~Max. 28V | |||||||
入力電流実効値 | 11V: Max. 1.4A | ||||||||
トリガ入力 | 5V(約 10mA), 10μsec 以上 | ||||||||
トリガ極性 | Lo⇒Hiレベルでトリガ開始 | ||||||||
ランプ発光周波数 | Max. 530Hz | ||||||||
トリガ入力抵抗 | 390Ω | ||||||||
冷却方法 | 自然空冷 5) | ||||||||
動作周囲温度 | 0~40℃ | ||||||||
保存温度 | -40~90℃ | ||||||||
動作時・保存時湿度 | Max. 95%Rh (結露なきこと) | ||||||||
質量 | 標準タイプ | 250g/XFM050-0 310g/XFM050-1 | |||||||
ファイバタイプ | 270g/XFM050-2 330g/XFM050-3 | ||||||||
1) 光出力安定性の計算式は、下記になります。
光出力安定度(%) = 100×(光出力標準偏差/平均光出力)
2) 最大平均ランプ入力は、1発光あたり最大ランプ入力エネルギーとランプ発光周波数の積となります。
3) 形式を選択して、一つの放電コンデンサ容量を選べます。
4) 本体の可変トリマで調整、または外部からのレベル信号入力3.2V~4.8Vにて可変できます。
5) 筐体の温度が50℃を超える場合は、冷却が必要です。
本モジュールは5Wキセノンフラッシュランプモジュールと同等の光出力があり、外形寸法は半分にしたコンパクトなモジュールで、分析装置などの光源として組込みが容易です。
・光出力はMax2.0%CVと高安定で分析用に最適です。
・キセノンフラッシュランプは保証放電回数10億回と長寿命です。
・放射スペクトルは紫外線から赤外線まで広範囲です。
・低発熱のため連続運転が可能です。運転音は50dB以下で静音です。
・動作電源電圧はDC4.75V~26.4Vと広く、電圧フリー設計です。
・スリープ機能により待機時の消費電流を約0.1%に抑え、省エネに有効です
形式 | 主放電コンデンサ容量(μF) | 主放電電圧 (V) |
最大発光繰り返し周波数(Hz) / 最大平均ランプ入力(W) | |||
入力4.75 ~ 5.5 V | 入力10.8 ~ 13.2 V | 入力21.6 ~ 26.4 V | ||||
XFM020-00 | 0.02 | 400 | 625 / 1 | 781 / 1.25 | 938 / 1.5 | |
500 | 500 / 1.25 | 700 / 1.75 | 800 / 2 | |||
600 | 486 / 1.75 | 555 / 2 | 532 / 2 | |||
XFM020-01 | 0.047 | 400 | 532 / 2 | 532 / 2 | 532 / 2 | |
500 | 340 / 2 | 340 / 2 | 340 / 2 | |||
600 | 236 / 2 | 236 / 2 | 236 / 2 | |||
XFM020-02 | 0.094 | 400 | 266 / 2 | 266 / 2 | 266 / 2 | |
500 | 170 / 2 | 170 / 2 | 170 / 2 | |||
600 | 118 / 2 | 118 / 2 | 118 / 2 | |||
XFM020-03 | 0.141 | 400 | 177 / 2 | 177 / 2 | 177 / 2 | |
500 | 113 / 2 | 113 / 2 | 113 / 2 | |||
600 | 79 / 2 | 79 / 2 | 79 / 2 |
項 目 | 仕様(周囲温度23℃±5℃で筐体温度50℃以下の場合) | |||||
出力 | 窓材質 / 発光波長範囲 | UVガラス / 185 ~ 2000 nm | ||||
主放電電圧可変 / 外部信号 | 400 ~ 600 V / 外部信号入力3.2 ~ 4.8 Vでも可変可 | |||||
主放電コンデンサ容量 | 0.141 / 0.094 / 0.047 / 0.02 μF | |||||
最大平均ランプ入力 | 連続 2W ”P[W] = C[F]×(V[Volt])2×f[Hz] / 2” | |||||
保証放電回数 / アークサイズ | 10 億回 / 1.0 mm | |||||
光出力安定度 | Max 2.0% CV "光出力安定度(%) = (光出力標準偏差/平均光出力)×100" | |||||
入力 | 入力DC電圧範囲 | Min 4.75 V ∼ Max 26.4 V | ||||
入力電流 平均値 | 入力 5 V 時:0.7 A, 入力 12 V 時:0.3 A,入力 24 V 時:0.2 A | |||||
入力電流 ピーク値 | 入力 5 V 時:1.1 A,入力 12 V 時:0.8 A,入力 24 V 時:0.7 A | |||||
突入電流 | 入力 5 V 時:1.8 A,入力 12 V 時:1.9 A,入力 24 V 時:2.1 A | |||||
スリープ時消費電流 / 復帰時間 | Max 150 μA / スリープ解除後30 ms | |||||
トリガ入力 | 3 V ~ 5 V,パルス幅 10 μsec 以上 | |||||
トリガ極性 / トリガ入力抵抗 | トリガ信号の立ち上がりエッジ / 330 Ω | |||||
冷却方法 | 自然空冷(筐体温度が50℃を超える場合は冷却が必要です。) | |||||
動作周囲温度 / 保存温度 | 0 ~ 40 ℃(湿度 85 %RH 以下) / -40 ~ 90 ℃(湿度 95 %RH 以下) | |||||
CE マーキング | EMC規格 IEC 61326-1 ClassA / RoHS指令 EN IEC 63000:2018 | |||||
非動作時耐振動 / 非動作時耐衝撃 | 10 ~ 55 Hz,19.6 m/s2 / 196.1 m/s2 以下 |
1) 光出力安定性の計算式は、下記になります。
光出力安定度(%) = 100×(光出力標準偏差/平均光出力)
2) 最大平均ランプ入力は、1発光あたり最大ランプ入力エネルギーとランプ発光周波数の積となります。
3) 形式を選択して、一つの放電コンデンサ容量を選べます。